耳の神様

喜多方の奥座敷、熱塩温泉の入口付近に大きな栃の木があります。根元の空洞が耳の穴に似ていることから、むかしの人は耳の神様を祀ったそうです。

耳の神様が祀られている大きな栃の木
喜多方の奥座敷、熱塩温泉
由来説明の立て看板と大栃の木

大栃の木(上)と由来説明の立て看板(下)。

説明の立て看板大写し

  文字が見にくいので清書して下記に記載。

「耳の神様」
  ここに祀られてある神様は「耳の神様」通称「ツンポの神様」と呼ばれていました。
三本の大木の根元が空洞になっており人間の耳の穴を連想して、ここに昔の人は耳の神様をお祀りしたのです。現在大木は栃の木一本だけです。昔しはカエデ(目薬の木)センの木の大木もありましたが通行に被害をおよぼす恐れがありましたので二本は切られてしまいました。
  この神について物語が村人たちに語り継がれています。ツンポとは方言で耳の聞こえない人のことです。神は大きな栃の木の根穴を祠にして、祀られています。昔洞窟のようなところを耳の悪い乙女が毎日手を合わせ行き来していると、いつしか乙女の耳が聞こえるようになりました。
その後耳の神として方言でツンポの神様いわれたのでしょう。
  また、根穴の中に沢山のお椀が飾ってあります。横から見たお椀が耳の形に似ていることからお椀の底に穴を開け耳の通りや病気が良くなるように奉納されたものです。
このような昔ながらの民間信仰が医学の発達した現在もあります。

耳に見立てたお椀が沢山吊りさがってます。

空洞の中に入って手を合わせると、なんか不思議なふわふわする感じがありました。

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